まとめ 3-②

夏休みも真っ只中です。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

こちら晴れてきてようやく絶好調です。

 

それでは定例の今週のまとめに移りたいと思います。

 

・イギリスの放送の話 就職先ランキング

・イギリスのデザインの話 建築デザイン

・イギリスの建築デザインの話 2

・イギリスの建築デザインの話 切手

・イギリスの投資の話

 

主に今まで取り上げた企業に関連するものと、建築デザインでした。

創造産業を取り上げていたら、就職先ランキングで上位にあがっていたBBCGoogleさんが上がっていました。これも時代の流れでしょうか。

 

それにしても就職ランキングは今風でいうところ安定な企業ばかりでした。

日本だとだいたい10年もすると上位ランキングの企業はガラッと変わってしまうので、

日本と同じような挙動を示すかどうか、興味津々です。

 

また、建築デザインも最近変わってきて、今までの左右対称の昔様式が流線的でスタイリッシュなデザインに変更になっていたのもとても印象的です。

 

建築物はとくにその場所を代表するトポスですから、これからドンドン変化しようという醍醐味でしょうか。あるいは、移民が入ってきたことによる、今様でしょうか。

 

今まで擦り切れた紙幣を使いまわしていた印象しかない国でしたが、建物だけをみるとなにやら活気がありそうです。

 

明日は、またエニアグラムの話になります。

 

ご一読ありがとうございました。

 

イギリスの投資の話

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建築デザインをあれこれ調べてたら、だんだん難しい話になってきたので、今度は不動産を調べていました。

 

不動産といえば投資になり、そういえばEU離脱決定後のグローバル企業の投資の方針ってどんなものかしらん、と思いあれこれ調べていました。

 

今回はとあるウェブサイトでの掲載になります。

投資の主だった企業は今まで取り上げた企業なんかもあり、縮小傾向よりもさらに投資は進んでいるようです。

 

ちょっと意外でした。

 

それではどうぞ♪

 

2016年7月11日 - Siemens

シーメンスは、英国へさらなる投資を確約しました。2017年3月28日の報道で、同社の最高責任者であるユルゲン・マイヤー氏は「英国のEU離脱の条件面は未だに不透明だが、私たちはロンドンに対して長期的にコミットする。ロンドンは、イノベーションとテクノロジーの中心地であり続け、私たちは才能、デジタル化、投資の面で協力できる機会を多くみつけている」と発言しています。

 

2016年7月18日 - Softbank

ソフトバンクグループは、英国の半導体設計大手であるアーム・ホールディングスをおよそ240億ポンドで買収することを発表し、EU離脱による影響に関わらず英国経済と国内の雇用に貢献することを約束しました。

 

2016年7月25日 - Veolia

世界66カ国で水事業を展開し、上下水道サービスを提供しているフランスのヴェオリアは、次の5年間で英国に7億5000万ポンド(およそ1000億円)を投資し、600人分の新しい雇用を創出する計画を進めています。

 

2016年7月27日 - GlaxoSmithKline

ロンドンに本社を置く世界有数のグローバル製薬企業であるグラクソ・スミスクラインは、2億7500万ポンド(およそ388億円)を投じ、英国にある3つの製薬工場の拡張を行なう方針を示しました。

 

2016年9月28日 - Apple

アップルは、再開発が進むバタシー発電所の跡地に新しい英国本社を設立することを決定しました。

 

2016年10月27日 - 日産自動車

日産自動車は、キャシュカイとエクストレイルの新型車をサンダーランドにある自社工場で生産することを決定しました。EU離脱が決定する前には、EU離脱が決定した場合には英国から撤退する可能性が指摘されていましたが、実際は7000人の雇用を守る形となりました。

 

2016年11月15日 - Google

グーグルは、英国で3000人を新規に雇用することを発表しました。これにより、2020年までに同社の雇用者数は7000人の達する見込みで、これは本社がある米国に次ぐ拡大となります。新規雇用により英国のテクノロジー分野が強化されると説明しています。

 

2016年11月21日 - IBM

IBMは、英国に新規に4つのデータセンターを作ることを決定しました。

 

2016年11月21日 - Facebook

Facebookは、英国で新たに500人を雇用しロンドン本社の強化を行なうことを決定しました。ヨーロッパ、中東及びアフリカ地域の副社長を務めるニコラ・メンデルソン氏は、「英国は、テクノロジー企業にとってとても魅力的な都市の1つであり続ける。英国はFacebookのストーリーで重要な部分を占めている」と発言しています。

 

2016年12月7日 - タタ・スチール

インドの財閥であるタタ・グループの中核となる鉄鋼メーカーであるタタ・スチールは、英国にあるプラントに10億ドル(およそ1100億円)を投資し、4000人の雇用を守ることに合意しました。

 

2017年2月4日 - バンクオブアメリカ・メリルリンチ

バンクオブアメリカ・メリルリンチは、ロンドンで移転先となる46,450平方メートル規模の新しいオフィスを探していることが報じられました。

 

2017年2月20日 - Amazon

Amazonは、新しい本社をロンドンのショーディッチに開き、これに伴い新たに5000人を正規雇用することを発表しました。

 

2017年2月24日 - Boeing

世界最大の航空機メーカーであるボーイングは、同社として欧州圏で初となる製造拠点を英国のイングランド北部・シェフィールドに建設する計画を明らかにしました。ボーイングは、この製造拠点でボーイング737と777の部品の供給を行う予定で、建設には2000万ポンド(およそ28億円)が投じられます。

 

2017年3月16日 - トヨタ自動車

トヨタ自動車は、英国内で欧州向けの自動車を生産しており、ダービーシャーにあるバーナストン工場に2億4000万ポンド(およそ338億円)を投じて新しい車台をベースにした自動車の生産をすることを決定しました。

 

2017年3月27日 - カタール

カタールの首相であるアブドッラー・ビン・ナーセル・アール=サーニー氏は、次の3〜5年間で英国のエネルギー、インフラ、不動産などの分野に50億ポンド(およそ7000億円)を投資する考えであることを発表しました。同国の財務大臣であるアリシャリーフ・アルイマーディー氏は、BBCの取材に対して「現在、英国は私たちにとって1番の投資先であると同時に、カタールの投資家の投資先としても1番である。投資先はパブリック、プライベートの両方を含む。」と回答しています。

 

 

★IT、医薬、テクノロジ、自動車などの有名どころが参加を表明しています。

 案外産学一体となって、何か進められそうでもあります。

 

本日は防備録チックですが、一度ざっくり見直すとあとで生きてきそうです。

 

ご一読ありがとうございました。

 

参考文献

http://gentosha-go.com/articles/-/9161

イギリスの建築デザインの話 切手

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今日とりあげるのは、近年でイギリスのロイヤルメール

取り上げたデザインがよかった建築物を記念して発行された切手です。

 

こちらを把握すると大体のトレンドが分かるのでは?と考えました。

 

それではよろしくどうぞ。

 

1. Tate Modern Switch House / Herzog & de Meuron

http://www.archdaily.com/788076/tate-modern-switch-house-herzog-and-de-meuron

 

概観は角砂糖なのに、中は流線的な建物です。

ちょっと意外な感じです。

 

2. The Eden Project / Grimshaw Architects

はい。こちら前に観光で調べたあのエデンです。

ちょっと行ってみたいところです。

 

3. Everyman Theatre / Haworth Tompkins

http://www.archdaily.com/504031/everyman-theatre-haworth-tompkins

 

リバプールにあるシアターですね。

外から見たらブティックぽいのですが、図面をみるとシアターでした。

ちょっとお洒落かもしれません。

 

4. Giants Causeway Visitor Centre / Heneghan & Peng Architects

http://www.archdaily.com/280775/giants-causeway-visitor-centre-heneghan-peng-architects

 

ビジターセンターです。

周りの風景なども展示されていますが、今ひとつ何に使うのか用途が良くわかりませんでした。

商用の展示会もできそう。

 

5. Imperial War Museum North / Studio Libeskind

 

マンチェスターにある戦争博物館

行ったことはないので、行ってみたいですね。

 

6. Library of Birmingham / Mecanoo

http://www.archdaily.com/421970/library-of-birmingham-mecanoo

 

イギリスの図書館というよりもショッピングセンターぽいですね。

 

7. London Aquatics Centre for 2012 Summer Olympics / Zaha Hadid Architects

http://www.archdaily.com/161116/london-aquatics-centre-for-2012-summer-olympics-zaha-hadid-architects

 

こちらは昨日紹介したハディト女史が設計した五輪でつかったプール。

 

8. National Assembly for Wales / Rogers Stirk Harbour + Partners

 

ウェールズ国民議会で使っている建物。

 

9. Scottish Parliament Building / EMBT

http://www.archdaily.com/111869/ad-classics-the-scottish-parliament-enric-miralles

 

スコットランドの議会が利用する建物らしいです。

独立云々の前になんか立派な建物がたったようで、結構驚いています。

 

10. SEC Armadillo / Foster + Partners

 

グラスコーにある音楽堂(公会堂)らしい。

グラスコーといえば英語が通じなかった記憶があります。

今どうなんだろう?

 

【切手の採用の基準】

建築デザインが、新しい時代を担い、地域の風景に溶け込み有名になり、

冒険的で新規性を有し、かつ文化・スポーツ・政府・民間に寄与したものとありました。

 

うーん。もうそこには懐古的なものはありませんよね。

ロイヤルメールも2013年に上場したので、時代が変わったんですよね。きっと。

どれも近代的でした。こういうのがこれから流行するとしたら、

今度はどんな思想が出来上がってくるのでしょうか?

 

バロックチックですかね。

 

ご一読ありがとうございました。

 

参考文献

http://www.archdaily.com/876320/the-uks-best-contemporary-architecture-celebrated-in-new-stamp-series

 

 

 

 

イギリスの建築デザインの話

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あれこれ調べてたら見ていて面白かったので、

こちら引き続きご紹介です。

 

よろしくどうそ。

 

 

日本で海外の建築デザインといえば、五輪で話題になったアンビルドの女王ザハ・ハディド氏でしょうか?

 

あの新国立競技場のスケッチをみたときに「デザイン凄いな」と感じておりました。

 

それでもう出てこないと思いきや、イギリスであちこちで建てているようです。

 

 

アクアティクス・センター

 → ロンドンのストラトフォードにある屋内水泳施設

   ロンドン五輪で利用

 

リバーサイド・ミュージアム

 → グラスコーにある博物館

 

ザ・マガジン

 → レストラン

 

エヴリン・グレイス・アカデミー

 → 中学校

 

ロカ・ロンドン・ギャラリー

 → バスルームメーカーのギャラリー

 

どれも流線型チックな形をしています。

流れる感じがするのが大変印象的です。

それがスケッチではなく、きちんと建築物として残っているので凄いものです。

 

今年であれば、アクアティクス・センターが切手としても登場しています。

 

19世紀の建築物は左右対称的でしたが、もうバロックを通り越してなんとなく道教っぽい感じがします。

「水」が一つのキーワードになっていくのでしょうか?

 

ご一読ありがとうございました。

 

参考文献

http://www.machikado-creative.jp/travel/16243/

イギリスのデザインの話 建築デザイン

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今回は放送から建築へ移行いたします。

創造産業で建築って?ちょっと違うんじゃないかな、とも思っていますが、

まあそれはさておきリサーチです♪

 

 

それでは基本の年表です。

 

========================

 

5世紀 ローマ人がイギリスを退去 建築は木造

 

10世紀 簡単な石造聖堂(アングロ・サクソン建築)

 

12世紀 初期イギリス様式 ゴシックを手直し

 

13世紀 装飾式ゴシック

 

14世紀 垂直式ゴシック

 

17世紀 イタリア・ルネッサンス様式の導入

 

18世紀 バロックからのパラディオ主義(ローマチック)

 

19世紀 ギリシア・ローマリバイバルからの多彩なゴシック

    中世世界の賛美

 

20世紀 ようやく近代デザインの導入

    (復興計画や住宅問題解決のため)

 

==========================

 

こう建物って一種の情報伝達装置でもありますので、建築が

語るものって結構ありますよね。

 

ゴシックが基本ですかね。なんかバロックとかロココとかは

流行しなかったところを見ると、これも一つの特徴ですよね。

 

バロックが流行らなくてゴシックということなので、捻りが

なく左右対称のストレートな建築物。うーん陰謀とか毒殺と

か推理が流行していたイギリスぽくないような。

 

それにしても利便性があってようやく近代デザインの導入で

かつ、歴史的建造物の保護や田園風景の保存に取り組んでい

るところから、過去を大事にする。

 

規律は過去の積み重ねから生まれるのでしょうか。

明日変わってしまう世界が通常だとしたら積み重ねることとは

普通できないですよね。明日も変わらないから積み重ねる。

 

形は変えても、プラトンの面影があるのがちょっと面白いです。

 

今ひとつ創造産業ぽくないのでまだまだ続きます。

 

ご一読ありがとうございました。

(ちなみに写真はフランスの建築です。

パラディオぽい無料の建築物の絵がなかったので)

 

参考文献

https://kotobank.jp/word/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E5%BB%BA%E7%AF%89-30136

イギリスの放送の話 就職先ランキング

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今回は放送で調べていた結果、イギリスの大学生の就職先ランキングなるものを見つけました。

 

こちら文系と理系のトップ3にご紹介です。

 

それではよろしくどうぞ。

 

『文系』

【ビジネス/商学

 

1 グーグル

2 アップル

3 PwC

 ・・・

7 BBC

 

【人文科学】

 

1 BBC

2 チャンネル4

3 グーグル

4 ITV

 

『理系』

【エンジニアリング】

 

1 グーグル

2 ロールス・ロイス

3 アップル

 

【自然科学】

 

1 国民保健サービス

2 GSK

3 グーグル

4 BBC

 

 

並べてみるとBBCがあちこち見られますね。

やはり毎日見ているものだけあって人気が高いのでしょうか。

日本ならNHKでしょうけど、こういう結果にはならなそう。

(調べていませんが...)

 

それにしてもかならずGoogle先生が顔を出しています。

このあいだ調べた世界に進出しているイギリスの企業の名前が見当たりません。

また、広告代理店のWPPの名前もないような。

 

なんというかどの企業もいわゆるブランドものですよね。一度入ったら箔がつきそう。

 

日本の場合、そのときのランキングで高い会社は、10年経つと斜陽産業になると、どこかで読んだ気がしますが、さすがにBBCは不動っぽいかな。

このあたり、年代別に調べてみたいですね~。

 

ご一読ありがとうございました。

 

参考文献

http://factboxglobal.com/uk-employment-2016/

 

閑話休題⑨ エニアグラムの話①

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今回は最近勉強したエニアグラムのお話です。

それではよろしくどうぞ♪

 

ダニエル・カーネマンは、人間が満足するのは、「量」ではなく変化「率」としていました。前と後でどれぐらい変化していて(もちろん良い方向に)、その結果満足すると。

 

そこで仕掛ける側が行動を促したい相手に対して、人となりをプロファイリングして、

仕掛けるストーリィを作っていきます。ここでいつも問題になるのはプロファイリングになるかと思います。きちんと見ることができなければ、行動も誤った行動になり、結果は惨憺なるもになると。

 

管理人は、勉強するのはコストがかかることもあり、他におカネを稼ぐことができなかったので、おカネを稼ぐ方法を探していました。また未知の挑戦への一環として、プロファイリングのスキルが今ひとつだと思っていたので、エニアグラムの勉強を始めました。

(ちなみに最近勉強したのはナショナル・ジオグラフィックに掲載されたデニソワ人です)

 

エニアグラムは、相手の行動結果から9つのタイプを判断して活用するもの(気づきを促すもの)ですが、日本で展開されている書籍などを拝見していると、若干物足りなさを感じました。だいたいがプロファイリングして終わりだからです。

 

原著を読んでいると、その先があるものの、その地平には触れていないから実にもったいない、と思いました。

 

東洋の場合は、生まれた生年月日や名前などで、その人の性質(星)を見定めます。

根拠は諸子百家陰陽家)や中庸で言われているように、東から太陽が昇るのは天が決めたこと、それに基づいて人間世界にも拡張する。星と道が理解できたら、そこから開発を進める。

 

最初の根拠を生年月日に置いているから、悩まなくてすみます。

 

エニアグラムの場合は、「人間」にのみ焦点を置いて、そこからタイプを割り出して開発を進める。ところがここで問題になるのは、そのタイプ判定の合否になります。

人間は答えが得られれば、もうそこで考えない生き物ですので、安易な結果を得て安心してしまい、それで終わりです。

そう考えると、「安心」が得られれば、すべてOK?と考えてしまいますが、それでは人に対しては使えず、いわゆる無明の世界に入り、悩みは深く大きくなものとなります。

そこでコツは、真実は絶えずその場で生成されるものなので、物知り(先輩)と若輩(質問者)がワンセットになって、その場その場で結論にたどり着いた方がいいと思います。

その真実は新しい知識となって更新され、少なくない時間利用できるからです。

これが簡易テストだけだと、何も変わらないと思います。

 

こういう考えができるようになったのは、最近華厳の勉強を始めたからです。

(常に更新中♪)

 

ちなみに管理人はプロの方と一緒になって、エニアグラムのタイプを割り出したところ、意外な回答になり、今まで上手く行かない理由が、そのタイプだけで説明可能で、愕然としました。

 

いやはや真実は以外なのところにあるもんだとビックリしております。

 

また何か思いついたら書いていきます♪

 

ご一読ありがとうございました。