イギリスの音楽 グライム

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この間の夏休み、管理人は友人とダラダラと日本酒を堪能していました。

友人はイギリス人と日本人のハーフで、とくに英語を話すときはボルトン訛り、日本語を話すときは関西弁といわゆる言語マスターです。

 

その友人はいつも管理人が知らない音楽をかけているのですが、聞いてみるとグライムとよばれる音楽だそうで、せっかくなので今回のブログに取り上げてみました。

 

Wikipedia先生に確認するとグライム(英:grime)は、UKガラージ、2ステップなどの

ハウス系クラブミュージックに、ラップやレゲエの要素を加えた音楽ジャンルの総称である。2000年代にイギリスで生まれ、若者の間で人気とありました。

 

なんかボブマーリーの息子さんが歌うような曲調もあれば、サイケデリックチックなものもあります。でもどことなく水曜日のカンパネラっぽいような。

 

そこであれこれ調べると、言語学的に追求しているブログがありました。

 

もともと英語圏の人間が歌う英語には、どのローカルにいても、発音・イントネーションなどはどんどんアメリカよりになると、文化的にも、言語学的にもだいたい歌の平均は、アメリカっぽい。

 

で、話し言葉はローカルに依存するから、ラップなどは、その地域独特のものになると。

 

たしかに黒人が歌うラップと白人が歌うラップは全然違いますよね。

 

そこで様々な民族が集まりつつあるイギリスで地域から発展したグライムなるものが誕生したそうです。

 

しかしそのグライムも、ヒップホップっぽくもなってきておりその境目が分かりにくくなっているようです。地域愛があればグライム、ポピュラーならヒップホップでしょうか。

 

2005年代ぐらいからは日本でも地域アイドルなるものが活発になってきたので、皆様普通の音楽は飽きたのでしょう。かといって技巧派に走るわけでもなく。

 

次は、地域と国の間ぐらいの規模で、you tubeなどを活用したグループがでてきたら面白いかもしれません。

(偏差値はあまり関係ないので、地元愛で音楽をつくる感じです)

 

それにしてもそのうちロックが伝統音楽になって騒いで聴くのではなく、椅子に座って聴く日が来るやもしれません。

 

ご一読ありがとうございました。

 

参考文献

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0

http://theconversation.com/why-so-many-singers-sound-american-but-british-grime-artists-are-bucking-the-trend-72328