イギリスのコミュニケーション・デザインの話
イギリスの創造産業編のうちデザイン部門のコミュニケーションデザインを取り上げます。
ざざっと調べてみたのですが、Google先生の検索でヒットするのは、まずは学校でした。コミュニケーションデザインをカリキュラム化しています。
大きく興味があるのは、デザイナー志望の学生さんでしょうか?
日本でも大阪の大学で門戸を開いているようですね。
今一つコミュニケーションデザインが分からなかったので、ちょいと調べてみました。
【定義】
コミュニケーションデザインとは、情報のやり取りや対人コミュニケーションのような
情動を含んだ広義の交通と、計画性にもとづく合理的な設計と いう2つの意味の複合語で、
(1)情報通信の効率性をあげるための設計理念や実践という意味と、
(2)人間のあいだの適切な対人コミュニケーションの具体的な設計および実践などのことをさします。
【対象】
コミュニケーションデザイン領域における審査対象は
「広告やプロモーション活動、広報活動、各種媒体(プログラム、実体を伴った機械)、ソフト ウェア」
これだけでみると、企業の広報部門とITの範囲でしょうか。
最近駅でみられるようになったサイネ-ジなんかもこの分野になるんでしょうかね。
こちらの領域で仕事をされているUKでトップ50に入るBarnbrookのサイトを拝見しました。
デビット・ボウイのアルバムカバーも手がけているそうです。
お仕事の領域も大体上記であげた内容です。
うーん。コミュニケーション・デザインは元々公告業で培ってきたスキルが、新しいネーミング(コンテンツ化)をつけて、かつ歴史があるものなので、学校でも学べるようになるぐらいポピュラーになってきたのでしょうか。
ざざっとみると、様々な事務所があり、各デザイナーさんが活躍されているので、
新人さんはちょっと大変かもしれません。
たしかに創造性とか革新性が問われる分野ではありますが、継続してやっていけるかどうかは、ちょっと分かりませんね。
オファーとかセールスなんかは、想像しにくいですね。
でも管理人は、これからは新規性を常に生み出すのは大変と考えていますので、こちらの領域をうまく利用してコンテンツメイク(企画、キャンペーン)は必要になってくると思います。
またWEBは常に変わっていきますので、ITと相性が良さそうです。
ご一読ありがとうございました。
参考文献
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/080516C_Design.html
http://www.design-intellect.co.uk/top_50_design_agencies_list.html