イギリスのデザインの話 建築デザイン
今回は放送から建築へ移行いたします。
創造産業で建築って?ちょっと違うんじゃないかな、とも思っていますが、
まあそれはさておきリサーチです♪
それでは基本の年表です。
========================
5世紀 ローマ人がイギリスを退去 建築は木造
10世紀 簡単な石造聖堂(アングロ・サクソン建築)
12世紀 初期イギリス様式 ゴシックを手直し
13世紀 装飾式ゴシック
14世紀 垂直式ゴシック
17世紀 イタリア・ルネッサンス様式の導入
18世紀 バロックからのパラディオ主義(ローマチック)
中世世界の賛美
20世紀 ようやく近代デザインの導入
(復興計画や住宅問題解決のため)
==========================
こう建物って一種の情報伝達装置でもありますので、建築が
語るものって結構ありますよね。
流行しなかったところを見ると、これも一つの特徴ですよね。
バロックが流行らなくてゴシックということなので、捻りが
なく左右対称のストレートな建築物。うーん陰謀とか毒殺と
か推理が流行していたイギリスぽくないような。
それにしても利便性があってようやく近代デザインの導入で
かつ、歴史的建造物の保護や田園風景の保存に取り組んでい
るところから、過去を大事にする。
規律は過去の積み重ねから生まれるのでしょうか。
明日変わってしまう世界が通常だとしたら積み重ねることとは
普通できないですよね。明日も変わらないから積み重ねる。
形は変えても、プラトンの面影があるのがちょっと面白いです。
今ひとつ創造産業ぽくないのでまだまだ続きます。
ご一読ありがとうございました。
(ちなみに写真はフランスの建築です。
パラディオぽい無料の建築物の絵がなかったので)
参考文献
https://kotobank.jp/word/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E5%BB%BA%E7%AF%89-30136