イギリスの農業の話
今回はイギリスの農業のお話です。
昨日イギリスの経済をざざっと眺めたのですが、自給率が70%と高い数値にびっくりしていました。知り合いに農業を営んでいる人も知らず、また住んでいた土地も農作物があまりないところでしたので。
学校の先生の文献とか読んでいたのですが、なぜかあまり直接書いてあるようにも思えず、また統計でみていても見えないので、何でだろうと?と首をかしげていました。
ネットであまり文献では参考にしにくいのですが、直接書いてあったので挙げました。
=抜粋=
■食料自給率をアップさせたイギリスの農業政策から学ぶものは?
戦後は30%台だったイギリスの食料自給率は今70%にまでアップしました。これには農家の収入を保障するという「直接支払い」の効果が大きいと云います。
◆●「直接支払い」????
イギリスには農場経営を専門とするマネージャーが5000人以上いるといわれ、農業に経営感覚を導入している点は無視できません。 しかし、イギリスの食料自給率を高めた大きな要因は何といっても「直接支払い」だと云われています。「直接支払い」とは政府などが直接、農家に補助金を支払う制度で、財政負担によって農家の所得を保障し、経営の安定を図っています。
現在、イギリスの直接支払いは年間5400億円に達しており、中小の農家はもちろん大規模農家に対しても実施されています。大規模農家といえども直接支払いがないと経営の維持は難しいようです。この直接支払いはEUの共通農業政策にも採用されています。
=抜粋終わり=
その後は、環境をテーマに取り組んでいるようです。
「自国の保護」だけだと世界から取り残されてしまいますが、「環境」を取り入れたことで、最先端というとてもうまいバランス感覚だと思います。
それにして農業の生産性は増大し食料自給率も向上したけど、今度は農業収益の上昇は地価を高騰させたので、家を購入するのも大変そうです。環境を保護するために、住まいを3次元的に高さ方向を求めるかもしれませんが、この間の火事みたいなことなると悲惨ですよね。
小麦を多く生産し、蒸留酒をバンバン輸出する、結構特徴的です。
ご一読ありがとうございました。
参考文献
http://www.maff.go.jp/j/kokusai/kokusei/kaigai_nogyo/k_gaikyo/attach/pdf/gbr-1.pdf
http://ameblo.jp/syukubutukoujyou/entry-11562182192.html