閑話休題⑨ エニアグラムの話①

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今回は最近勉強したエニアグラムのお話です。

それではよろしくどうぞ♪

 

ダニエル・カーネマンは、人間が満足するのは、「量」ではなく変化「率」としていました。前と後でどれぐらい変化していて(もちろん良い方向に)、その結果満足すると。

 

そこで仕掛ける側が行動を促したい相手に対して、人となりをプロファイリングして、

仕掛けるストーリィを作っていきます。ここでいつも問題になるのはプロファイリングになるかと思います。きちんと見ることができなければ、行動も誤った行動になり、結果は惨憺なるもになると。

 

管理人は、勉強するのはコストがかかることもあり、他におカネを稼ぐことができなかったので、おカネを稼ぐ方法を探していました。また未知の挑戦への一環として、プロファイリングのスキルが今ひとつだと思っていたので、エニアグラムの勉強を始めました。

(ちなみに最近勉強したのはナショナル・ジオグラフィックに掲載されたデニソワ人です)

 

エニアグラムは、相手の行動結果から9つのタイプを判断して活用するもの(気づきを促すもの)ですが、日本で展開されている書籍などを拝見していると、若干物足りなさを感じました。だいたいがプロファイリングして終わりだからです。

 

原著を読んでいると、その先があるものの、その地平には触れていないから実にもったいない、と思いました。

 

東洋の場合は、生まれた生年月日や名前などで、その人の性質(星)を見定めます。

根拠は諸子百家陰陽家)や中庸で言われているように、東から太陽が昇るのは天が決めたこと、それに基づいて人間世界にも拡張する。星と道が理解できたら、そこから開発を進める。

 

最初の根拠を生年月日に置いているから、悩まなくてすみます。

 

エニアグラムの場合は、「人間」にのみ焦点を置いて、そこからタイプを割り出して開発を進める。ところがここで問題になるのは、そのタイプ判定の合否になります。

人間は答えが得られれば、もうそこで考えない生き物ですので、安易な結果を得て安心してしまい、それで終わりです。

そう考えると、「安心」が得られれば、すべてOK?と考えてしまいますが、それでは人に対しては使えず、いわゆる無明の世界に入り、悩みは深く大きくなものとなります。

そこでコツは、真実は絶えずその場で生成されるものなので、物知り(先輩)と若輩(質問者)がワンセットになって、その場その場で結論にたどり着いた方がいいと思います。

その真実は新しい知識となって更新され、少なくない時間利用できるからです。

これが簡易テストだけだと、何も変わらないと思います。

 

こういう考えができるようになったのは、最近華厳の勉強を始めたからです。

(常に更新中♪)

 

ちなみに管理人はプロの方と一緒になって、エニアグラムのタイプを割り出したところ、意外な回答になり、今まで上手く行かない理由が、そのタイプだけで説明可能で、愕然としました。

 

いやはや真実は以外なのところにあるもんだとビックリしております。

 

また何か思いついたら書いていきます♪

 

ご一読ありがとうございました。

 

 

まとめ 3-①

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それでは今週のまとめに移りたいと思います。

今週は下記の内容を調べていました。

・イギリスの金融

・イギリスの観光業

・イギリスの創造産業

・イギリスの広告

・イギリスの放送

イギリスの産業って何?、からスタートして創造産業編に突入しました。
だいたいこの辺りを制覇すると、個別のホットニュースをみても対応できます。

金融で知らない内容かなとおもいきや、普通の銀行や保険でした。
観光業はイギリスが発祥の地で、現地にいたときはやたら○○きっぷ(プラン)が充実していたので、今ようやく納得しました。
創造産業は、今まで本ブログに載せていたランキングの範囲で、こうして俯瞰してみることができました。
まだまだ調べてみると、今後の参考になりそうな情報がありそう。
広告は、日本との在り方とは逆であるものの、売り上げが大きい(約3倍)。ネット媒体に力を入れているのが特徴でした。
放送は、昔は4局(BBC2をいれると5局)だったんだと今にしてようやく理解しました。
いや、短い滞在期間でテレビは誰も説明してくれなかったしね。

 

それにしても、イギリスのブログ(in English)をずっと読んでいましたが、なんか日本と対して変わらないような気がします。何か作法が決まっているのか、あるいは、毎日発信するとなると、利用している媒体がネットだから同じになるのでしょうか。

 

やはり人類皆兄弟ですね~。

 

ご一読ありがとうございました。

イギリスの放送の話

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今夜は続きまして、イギリスの放送の話になります。

 

あれこれ調べてみたのですが、BBCぐらいしか話題はヒットせず「何だろう」とモヤモヤしていました。

 

前回でもお伝えしたとおり、2012年で全国地デジ化で、番組数が一気に変化したのが原因ぽいですね。

あまりにチャンネル数が多くなり、全体を把握できる人があまりいなさそうです。

 

2012年前までは大体4社です。

 

国営

BBC1、BBC2

 

民放

ITV、Channel4、Channel5

 

BBCはなじみがあるので、それ以外のご紹介です。

 

・ITV

最大&最古の民間放送局。イギリスのドラマはBBCでなければたいていITVものとのこと。

 

・Channel4

マイノリティを対象にした放送を行っているが、日本でメジャーになったのはあまりないとのこと。

前衛チックが伝統になるので参考になるかな、と思いましたが、文化の壁があるので参考にするのは難しそう。

 

・Channel5

若い放送局(1997年開局)。外国製の番組を主に輸入。

 

 

 

イギリスの場合、基本はBBCなので、BBCが主導でテレビ総ネット化が着実に定着し進化しているとのことです。

 

それにしても少ない番組数の中で、突然数十ものチャンネルが生まれると、ユーザーどのように対応されているか確認したいところです。

 

本当に観ているのかしらん?

 

ご一読ありがとうございました。

 

 参考文献

女王様の国は意外と前衛派!? イギリスのテレビ放送局まとめ | 海外ドラマブログのドラログ

 

 

イギリスの広告の話

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今回は創造産業の内訳にあった広告のお話です。

それではよろしくどうぞ♪

 

★世界の広告代理店ランキング(2015年)

 

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 広告会社(グループ)         国   売上総利益(100万$)

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1 WPP              イギリス   18,693

2 オムニコム・グループ        アメリカ     15,134

3 ピュブリシス・グループ       フランス     10,648

4 インターパブリック・グループ アメリカ       7,614

5 電通                           日本         6,297

 

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ふむ。なぜかイギリスがナンバーワンでした。

電通の3倍の売り上げってすごいですね~。

 

 

★イギリスにおけるウェブサイト・ランキング

 

1 google.uk

2   facebook

3   youtube

4   google.com

5   amazon.co.uk

 

googleさんがアメリカとイギリスのドメインにまたがっていますね。

amazonもはいっています。

 

★イギリスの広告事情(抜粋)2015年

 

1.イギリスにおける全体の広告消費は200億ポンド(3.7兆円)で、前年比7.5%増。過去5年で最高の伸び率となった。これにはインターネットなどデジタル広告の成長が大きく寄与した。(2015年の年間平均レート1ポンド=185円で計算。以下、同)

 

2.インターネット広告が全体の43%でトップシェアを占める。前年比で17.3%伸びた。

 

3.テレビ広告は全体の約4分の1のシェア。インターネット広告の60%にとどまった。ただし、前年比で6.9%の増加。(なお、イギリスにおいてインターネット広告がテレビ広告を初めて上回ったのは2009年の上半期にまでさかのぼる)

 

4.全国紙は前年比-13%、地方紙-9.5%、雑誌-9.3%と大幅な減少傾向。印刷メディアは今後も減少傾向にある。

 

 

印刷業の減少傾向の歯止めが止まらないみたいですね。

日本の方が使っているようです(6.2兆円)。

その代わりイギリスのネット広告を利用しているようですね。

 

 

最近教えてもらったのですが、一度調べた内容がネットでは、広告としてのっているようです。

またWeb技術者の育成がどんどん流行していることから、この辺りの仕事は今後も需要はありそうです。

でも、最近のネットって、本体であるはずの内容(メッセージ)よりも広告が先に見られるように工夫されているで、なんだか本末転倒ではないかなと思うこともあります。

 

飽和したらなんか大変そうな業種ですね。

 

ご一読ありがとうございました。

 

参考文献

わかりやすい広告代理店ランキング! – 売上、仕事内容、外資系も紹介! | 広告就活メディアADvice(アドバイス)

https://www.tam-london.com/blog/uk-website-ranking

イギリスの広告事情(2016年発表)/2015年度

イギリスの創造産業の話

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今日は今までとはちょっと変わって創造産業の話です。

いろいろ読んでいると結構大事な産業かもしれません。

 

それではよろしくどうぞ。

 

こちらの産業はイギリスの輸出総額の約8%を占めているそうで、産業の内訳は下記になります。

 

・広告

・放送

・デザイン

 建築デザイン

 コミュニケーション・デザイン

 デザイナー・ファッション

・編集、批評、報道

・映画、ビデオ産業

・美術・イラストレーション

・ゲーム開発

・手芸

 骨董品および修復市場

・音楽産業

舞台芸術

・出版

・ソフトウェア開発、コンピュータ・サービス

 

日本でもそうですが、VRの開発などコンピュータ関係はとくにホットですよね。

こう内訳をみていると、今までご紹介してきた○○ランキングがそのままのります。

なにか一つの括りに遭遇した気持ちですね~。

 

日本ならクールジャパン、韓国ならKPOPやドラマなどといったところでしょうか。

イギリスでなんとなく思い浮かべるのはシャーロックホームズの現代版のリメイクですね。

 

2015年のブログなどを見ていると最も速いスピードで成長する成長産業であり、

英国経済全体の大黒柱に育っており、現在はクリエイティブ経済で働く人は12人に1人にのぼるとありました。

 

製造業は先日確認したところ、なんとなく産学連携の焼き直しだったりするので、あまり面白みはありませんでしたが、こちらの産業を深堀すると面白い発見がありそうです。

なんとなくターゲットが決まって一安心です。

 

ご一読ありがとうございました。

 

参考文献

創造産業 - Wikipedia

クリエイティブ産業が支える英国経済 | 世界級ライフスタイルのつくり方

 

イギリスの観光業の話

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先日のブログでイギリスの観光業はイギリスで6番目に大きな産業であり、約760億ポンドの規模がある、とご紹介いたしました。

 

今回はそんな観光業の話を取り上げてみたいと思います。

 

それではよろしくどうぞ。

 

□発祥の地?

産業革命以降、中級家庭でも裕福になったイギリスはヨーロッパよりも先んじて観光業が勃興しました。

きっかけは1851年のロンドン万国博覧会だったそうです。

何事もスタートはキャンペーンからでしょうか。

そのあと、リバプールスコットランドといった地方をツアーとして設定してパッケージ化したのがビジネスになったようです。

 

そういえば、ダーウィンもあちこち行っていたような。

 

□2013年時点での音楽業界によるインパク

昨年イギリスを訪れた観光旅行客のうち650万人は音楽フェスティヴァルもしくはライヴを観る目的でイギリスに来ていたことが明らかになっていて、観光産業に13億ポンド(約2093億円)の経済効果をもたらし、ひいては音楽興行業や宿泊業界にも大きな収益をもたらすことになった。また、報告によれば、イギリスの音楽オーディエンスのうち観光旅行客はその41パーセントを占めていて、2012年のイギリス経済全体に9億1400万ポンド(約1471億5千万円)もの経済効果をもたらしたとのことだ。

 

うん、基本はやっぱりキャンペーンですね。

 

□現在の基本データ・ニュース(抜粋)

— 2016年度、英国への訪問者数が過去最高記録(訪問者数3千7百30万人)を更新。

  消費額は222億ポンド(約3000億円)*77%の訪問者がリピーター

 

— 訪問者数は、2010年から25%増加

 

— ポンドが安い今が、イギリスへの行き時!

 

— 英国にとって観光業は、最も成長している産業で経済効果は1270億ポンド(約17.7兆円)

*観光業へのBrexitの影響は今の所特になし

 

 

共通項をざざっと確認すると、なんとなく「キャンペーン」があるような気がしました。

万博からの地方巡業キャンペーン: 観光業の定着

音楽とのコラボレーション   : シナジー

ポンド安による経済キャンペーン: ええ昔は1ポンド=250円でした。

 

また、そのおもてなしをするイギリスの従業員の心構えも面白いですね。

ジョークが聞いています。

 

★おもてなしNG集

 

■フランス人は見知らぬ人と意味もなくニコリとすることを好まない。微笑みかけたり、目を合わせたりしないこと。

 

■オーストラリア人は何でも笑ってごまかす。

 

■インド人が話す英語のアクセントを真似たりあざ笑ったりしてはならない。

 

■インド人は気分屋が多い。基本的に愛想は良いが容易に機嫌を損ねやすい。

 

■ベルギー人に政治や言語政策の話は禁物。

 

■ロシア人は世界一のノッポを自負している。天井や高い扉の部屋を用意するように。

 

■香港の人は歴史を感じさせるものを「幽霊が出る」と嫌い、数字の縁起をかつぐため「四柱式ベッド(四=死)」を嫌う。

 

■オーストラリア人がイギリス人を「Pom(Pommyとも)」と呼ぶのは親愛の情から。

 

■ドイツ人とオーストリア人のクレームには迅速に対応せよ。怒らせるとかなり横暴な態度に出てくることがある。

 

■カナダ人を「アメリカン」と混同してはならない。

 

こういうのって結構大事かもしれません。

今度確認ししてみたいところです♪

 

ご一読ありがとうございました。

 

参考文献

イギリスの旅行業者の努力が実った!観光旅行は、こうやってはじまった | wondertrip

音楽を目的の観光がイギリスに約3500億円の経済効果をもたらしていることが明らかに (2013/10/14) 洋楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

【保存版】イギリス旅行を計画されている方へ 〜英国最大の観光イベント2017速報レポート〜 | BRITISH MADE

【EU発!Breaking News】イギリスの観光業界にある、国民別「これはOK、あれはNG」の珍マニュアル! | Techinsight(テックインサイト)|海外セレブ、国内エンタメのオンリーワンをお届けするニュースサイト

 

イギリスの金融の話

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本日はイギリスの金融の話です。

それではよろしくお願いいたします。

 

突然ですが年表です。

 

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年月  事柄

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1946年 イングランド銀行が国有化される

 

1968年 英国4大銀行の一つ、NatWest銀行が設立

 

1976年 財政破綻IMFからの融資を受ける

 

1991年 英国4大銀行の一つ、HSBCホールディングズが上場

 

1992年 イギリスがユーロ参加を断念

    インフレターゲット政策を導入

 

1995年 英国4大銀行の一つ、ロイズTSBが設立

 

1999年 FTSE100指数が史上最高値を記録(ITバブル)

 

2008年 ノーザンロック銀行を一時国有化

    住宅金融機関B&Bを国有化

    バークレイズ銀行へ中東のアブダビが出資。

 

2012年 LIBORの不正問題が発覚

 

2016年 EU離脱国民投票が可決

 

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金融業

・銀行、生命保険、損害保険

 

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イギリスは、18世紀後半から20世紀前半まで、長らく世界の金融センターとして君臨してきました。1957年の時点でも、まだポンドは世界貿易の40%で使われていたのです。

 映画サッチャーを拝見していたときに、金融破たんのシーンが、「牛乳の値上がり」で表現されてたのを思い出しました。

今度はタックスへイブンを作ってキャッシュのめぐりが良くなって潤う。

おカネはモノの世界よりもどうしてもおカネの世界の方が先ですから、どうにか押さえたい案件です。

 

過去に仕事が無くて日本で就職難民になっていたとき、イギリスのおじさんから、金融業の教科書を数冊いただきました(全部学生が読むようなもの)。あのときは何故かしらんと首をかしげていましたが、今までの産業構造とか、また年表を見ていると納得しました。

 

でも結局2008年のリーマンに巻き込まれてたと思いますけどね。

 

タックスヘイブンが騒いだのは記憶に新しいのですが、なぜかアメリカの内容はあまりなかったような。

 

そのあたりリトマス紙っぽくて深堀すると面白そうです。

たとえば、仏教が西には広まらず、東に広がっていく姿が顕著であるように。

 

ご一読ありがとうございました。

 

参考文献

https://gqjapan.jp/life/business/20170123/the-city-of-london

http://history.nobisiro.com/country/england.html

http://www.globalnote.jp/post-2847.html?cat_no=114